フィリピン留学に2週目の週末。ルソン島西部にあるピナトゥボ火山に行ってきました。
ピナツボ火山は1991年に20世紀における最大規模の噴火を引き起こした火山で有名です。
この噴火で地球の気温が0.5度下がり、オゾン層の破壊も著しく進んだとか。
出発は明朝4時半。
ツアー会社の車が学校まで迎えに来てもらい、いざ出発!
(ツアー会社によってはホテルまで迎えにきてくれます)
5時頃、ベースキャンプに到着。ここで入山手続きをして車を4WDに乗り換えます。
道もここから悪くなっていくので、車酔いする人はここで酔い止めを飲んでおくことをオススメします。
そしていよいよピナトゥボ火山に向けて出発。ここからおよそ2時間、悪路をひたすら走ります。
ここは雨季の時期は完全に川になっていて、乾季(12月〜5月)の時期だけ川をのぼることが出来ます。
また砂も乾燥しているので、他の車が巻き上げた砂埃がすごいです。
ハンカチやタオルなど鼻と口をガード出来るものがあるといいです。
あとサングラスもお忘れなく!
正直、ここをひた走っている間、俗世のことなど全く忘れて見とれていた。
本当にどこまでどこまでも続く火山灰の岸壁と空。それ以外はほとんど何もないのに見ていて飽きない。
途中、先住民、アエタ族の人たちと遭遇。
彼らはピナツボ火山周辺の山岳地帯に住んでいる先住民族で噴火によって集落を失い、それからは平地で暮らしているそうです。
残り7km地点から徒歩でカルデラ湖を目指します。
そしてついてカルデラ湖に到着!
ふもとと違って、ここはかなり涼しかったです。
昔はここで泳いだり、カヤックなどがあったりしたそうだけど、最近できなくなったそうです。残念。
噴火してから20数年。
噴火の面影はみじんもないけど、なんだか感慨深いものがあった。
明朝4時半に出発してクラーク地区にある学校に帰ってたのがだいたい14時ぐらいでした。
日中はかなり暑いので朝早く行けばそこまで暑くはないと思います。
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Hiking up Mt. Pinatubo from Sam Ramos on Vimeo.