WordPressの固定ページは通常のテンプレートとは別に、そのページ独自にテンプレートを作成・設定することが出来ます。
メリット
例えばこんな状況の時はメリットがあります。
- 特定のページだけカラム数が異なる
- 特定のページだけデザインを変えたい
- phpを中に書きたい
などです。
独自テンプレートの作り方
やり方は2通りあります。
それぞれ特徴があるので、状況に合わせて使いわけましょう。
1, ファイル名を変える
通常、固定ページは「page.php」を読み込みます。
「page」の後に固定ページのスラッグ名を入れることでそのテンプレートファイルを読み込むようになります。
例:
//localhost:3000/test
ファイル名「page-test.php」
ただしこれだと1つの固定ページでしか使えます(同じスラッグ名は複数作れないため)
同じ独自テンプレートを複数ページにわけて使いたい場合は次の方法で行います。
2, テンプレートに名前を付ける
こちらの方法はテンプレートに名前を付けて、管理画面からどのテンプレートを使うか選択するやる方です。
まずは「page.php」をコピーして、さきほどと同じように「page-●●.php」と名前を付けてください。この時スラッグ名と被らないようにしてください。
そして最初の1行目に下記を記述してください。
<?php /* Template Name: 管理画面で表示されるテンプレート名 */ ?>
ファイルをアップロードしたら、固定ページの管理画面にいきます。
すると「固定ページの属性」でテンプレートを選択するところが出現します。
デフォルトはpage.phpで、さきほどTemplate Nameで名前付けたをテンプレートを選択できるようになります。
この方法だと例えば「1カラム用」「2カラム用」「3カラム用」といった具合に固定ページを作成した時に選ぶことが出来ます。