現在、ホームページを持つことは誰でも簡単にできるようになりました。
今時はホームページをただ持っているだけでは何の価値も無く、あって当然のものとなってきています。それどころかしっかり管理されていないと信用を損ねる事にもなりかねません。
逆に言えば、きちんと管理されて新しい情報を伝えておく事だけが出来れば、ホームページとしての価値があるとも言え信用へと繋がっていくでしょう。
WordPressはCMSというコンテンツ管理システムというプログラムの一種で、ホームページのコンテンツ(ページの中身)の管理、運営をしやすくするためのシステムのことです。
このWordpress(CMS)によって得られるメリットとして、
- ホームページに必要な専門知識が無くてもホームページを管理(更新)できる
- 管理できることでコンテンツの質が上がる(常に新しい情報になる)
- コンテンツの質が上がることでSEO効果が見込める
- SEO効果が上がりサイトが検索で上位表示されやすく
といったメリットがあります。
※上記の流れによってWordpressはSEO効果があるので、単にWordpressを入れているだけでそもそもコンテンツが薄ければ宝の持ち腐れで、上位表示されることもありませんので誤解の無いように。
WordPressを使ったホームページを作る上で注意したいこと
「Wordpressを使ってホームページを作りたい」「問い合わせがほしい」という人に作り始める前に知っておいてほしいこと、心得ておいてほしいことが3つあります。
1.更新することが面倒かそうでないか
WordPressはコンテンツ管理システムという仕組みの一つです。ホームページに必要な専門知識が無くても文章の追加や変更、写真の追加や変更、例えばお客様の声を追加したり実績や事例の写真を追加するのも専門知識無しで行うことが出来ます。
しかし、そういった更新作業をするのが苦手だったり、本業の方が忙しくてその時間が確保できないという人にはそもそもWordpressを使う必要はありません。いくらかお金を払って業者に丸投げした方がいいです。
ホームページの運営はとても手間と時間のかかる作業です。
またチラシと違って集客に速攻性があるわけではないので多少長い目でみる必要があります。
そのためホームページは作って終わりではなく、作った後にどうホームページを育てていくかが重要になります。
2.最初から完成形にこだわらない
WordPressは自分でコンテンツ管理することができるシステムです。
また管理するといっても全部やる必要はなく、ある程度自動で行うこともできます。
例えば
- イベントのお知らせを定期的にホームページに掲載してお問い合わせフォームも設置する
- 口コミの投稿をホームページに掲載してくれる
- 画像をアップロードするど指定したサイズに画像を切り取る
こういったことを自動で行ってくれます。
自動で行ってくれるとそれだけ管理するのも楽になります。
業者に頼めばこのような機能を実装することは容易にできますが、あれもこれも機能を求めるとどんどん費用が高くなります。
すでにWordpressを使ったことのある人は必要な機能を明確にわかっていると思いますが、まだホームページを持ったことがない、Wordpressを使ったことの無いという人は、まず最初は最小限の機能からはじめてみることをオススメします。はじめるのは無料に近いような金額から始めることができるので、そこでWordPressに慣れることからはじめてみてください。
3.すぐに検索で上位表示はされない
さきほども書きましたが、ホームページはチラシと違って集客に速攻性があるわけではないので多少長い目でみる必要があります。
公開してもすぐに検索結果に表示されるわけではありません。
しかも検索で上位表示させようと思うと、コンテンツを更新していかなければなりません。
ただし、キーワードによってはすぐに表示される場合もあります。
たとえば大阪の梅田に「○△○△食堂」という居酒屋のホームページを作った場合、Googleで「○△○△食堂」と入れて検索すれば、同じ名前の店が無い限りすぐに上位に表示されます。
しかしこの場合、お客さんがそもそも「○△○△食堂」をという名前の居酒屋があることを知っていていないと検索しません。なので「○△○△食堂」というキーワードでいくら上位に表示されて意味がありません。
多くのお客さんは「居酒屋 梅田」や「居酒屋 大阪駅」などで調べて、その中から【良さそうな店】を選んでいきます。
【良さそうな店】かどうかはそのホームページに書かれているメニューのだったり写真だったり店内の雰囲気だったりを総合して判断します。
また「梅田」に「居酒屋」はたくさんあるので、そのキーワードで検索上位表示させようとしてもライバルも大勢います。
同じ土俵で戦っても後発であるので勝機はあまり無いです。狙うキーワードを変えるなど、土俵を変えて他とは違う戦略で戦うことが重要になってきます。
WordPressのご相談については無料で行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。
4.大規模なシステムや顧客管理情報を扱う場合はWordPress以外で構築を検討を
WordPressはそもそもオープンソースのブログソフトウェアですので顧客情報を扱うようなものは注意が必要です。
オープンソースは全世界で誰でも使うことが出来ます。誰でも使うことができるということは誰でもその仕組を知ることができるということです。仕組みを知ることで、その弱点をついて攻撃することも可能です。
そのような場所に大事な顧客情報をおいておくのは危険ですので、その場合は独自のシステムを構築することをおすすめします。安易に安い方法をとるのは危険です。
ホームページの相場
例えば50万円で見積もりが出たとします。
ホームページを作るのに50万円は安いのか、それとも高いのか?
作ったことがないので、何を基準に判断したらいいかわからないという場合、これだけ考えてみてください。
「いつぐらいに50万円のもとが取れそうか」
例えば毎月5件の問い合わせがあり、1件につき5万円売上げた場合、2ヶ月でもとが取れる計算になります。
2ヶ月でもとが取れるのであればそんなに高いと思わないですよね?
つまりホームページから毎月どのくらいの問い合わせを見込めるかどうかで変わってきます。
問い合わせ数を保証してくれるホームページなどありません。
問い合わせに至るまでの設計、プラン、どこまでサポートしてくれるのかなど納得いくまで話してみて「ここだったら信用できそうだな」というところをみつけてください。