何とかバギオ行きのバスに乗る事ができました。
今回利用したのはVICTORY LINERというバス会社。
このバス会社のバスはほぼWifiが完備されている!これなら退屈しないで済む。
というかフィリピンのバスにはWifiが完備されているのが結構ある。日本のバスにもつけてほしいなぁ・・・
ちなみにバギオまでは片道およそ800円くらいです。
乗るとそこはやはりホーリーウィーク。車内は乗車率120%!
立ちっぱなしでほとんど動くこともままならない。
しかも日本のようにきれいに整備された道路ではないので、めちゃくちゃゆれるゆれる。
そのまま一路バギオへ。
1時間後、案の定、車酔いに。
そりゃね、ずっと立ちっぱなしで、倒れないようにバランスとりながら右に左にゆられてりゃなりますよね。とりあえずビニール袋を用意するが、車内中央で立ったままで事を起こすのは相当目立つ。
とにかくひたすら耐えた。しかし、
(このままではやばい・・・)
限界が訪れるかもと思った時、急にバスが止まる。
どうやら休憩所に着いたらしい。助かった。
と、何やらお菓子やら食べ物などを持った人がぞろぞろ車内に入ってくる。
よくもまぁこの乗車率120%のバスに入ってこれるものだ。
っていうか通してくれ!下界の空気を吸いたいんです。
休憩所で20分ぐらい休憩。ベンチに座り回復をはかる。
※このあたりまであまりにもしんど過ぎて写真が一枚もない(泣)
また走り出す。
20分そこらの休憩では大して体力も回復するはずもなくまた吐き気が襲ってきた。
と、そのことを知ってか知らずか隣に座っていたフィリピン人の女性が話かけてきた。
「あと10分したら降りるから、その後この席に座りなさい」
なんというタイミング!この時、ほんまに救われた気持ちになった。この女性がいなかったらほんまにヤバかったと思う。女性が下車するまでの間、少し会話。内容まで覚えていないけど、他愛ないことを話してた。
日本人だというと、その話を聞いてたのか途中から自分の後ろに立っていた家族も会話に入ってきた。話が盛り上がり少し気が紛れた。
そして十数分後、女性は下車。お礼を言ってその席に座った。
何時間寝てたんだろうか。目を覚ますとあたりは完全に山。
バギオまでもう少し。
つづく